【平安名純代・米国特約記者】米ワシントンのホワイトハウスで28日に開かれる安倍晋三首相を迎える公式晩餐会にハワイのデービッド・イゲ知事が出席することが24日、分かった。

ハワイ州のデービッド・イゲ知事

 AP通信は同日配信の記事で、「イゲ知事は全米初の沖縄系知事」と紹介。ハワイ州マウイ島の地元誌「マウイ・タイム」は、安倍首相が日本の首相で初めて上下両院合同会議で演説する点について、米国内では安倍首相が歴史問題に関して非を認めることを望む声が多いものの、「米国の最大のアジアのパートナーである日本を支援したがる米議員らによって、こうした要求は退けられた」と解説した。

 その上で、「もう一つの興味深い点は、イゲ知事が沖縄系で、沖縄をめぐる現状が日米関係の引火点のようなものになっていることだ」と指摘。沖縄は戦時中に多くの土地が強制収用されたが、住民らは今もなお米軍の撤退を望んでおり、「米軍の駐留継続に反対する住民らの草の根の努力が沖縄からの完全撤退につながるかもしれない」(政治誌「ザ・ネーション」3月号)との見方を伝えている。