【東京】防衛省が検討を進めている宮古島への陸上自衛隊警備部隊の配備計画について、左藤章防衛副大臣が大型連休明けの5月中旬にも宮古島市を訪れ、市側へ具体案を提示することが26日までに分かった。

 防衛省は市の理解が得られれば土地取得費などを2016年度予算の概算要求に計上する方針だ。

 防衛省関係者によると、宮古島の警備部隊は500~600人規模になる見込みで、地対艦ミサイル(SSM)と地対空ミサイル(SAM)の配備も検討しているという。

 防衛省は石垣島への部隊配備も検討しており、左藤氏は連休明けに石垣市も訪問する予定だ。警備部隊は長崎県の対馬警備隊(約350人)を参考に構成し、18年度末までの配備を計画している。

 政府は13年末に閣議決定した防衛大綱や18年度までの中期防衛力整備計画に南西諸島への部隊配備を明記。14年6月には当時の武田良太防衛副大臣が宮古島市を訪れ「有力候補地」と明かした上で詳細な現地調査をする意向を示している。

 防衛省は13年から南西諸島で候補地選定調査を実施。これまでに宮古、石垣で少なくとも15カ所を候補地として選定したことが分かっている。