ネパール地震を受け、沖縄県内在住のネパール出身者は報道で知る被害の大きさに不安を抱えながら、現地に住む家族らの安否確認を続けている。

 法務省の在留外国人統計によると、県内には約1130人のネパール人がいる(2014年12月末現在)。浦添市にある日本語学校JSL日本アカデミーには約400人のネパール人が通っており、地震発生時から対応に追われた。

 同校の島尻昇理事長は「学校内の固定電話を開放した。学生たちが現地の家族と連絡を取っているが、まだ連絡がつかない学生もいる。引き続き大使館などと連絡を取りたい」と話した。

 ネパールから同校に通い始めて2カ月というビジャルさん(24)は「テレビを見て地震に驚いた。家族と連絡が取れ、みんな無事だったので安心した。長電話はできなかったが、家の周りにある古い家は壊れたりして混乱しているようだ」と語った。

 石垣市のインド料理店で働くカマールさん(34)は「店では私を含めて3人がネパール人だが、みんなで家族の無事を確認した。電話をかけてもすぐ切れてしまうので、現地の状況が詳しく分からず心配」と不安げに話した。