2017年(平成29年) 11月25日

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沖縄から日本一へジャンプ! 飛び込み全国7位・津覇すみれさん 弟と共に表彰台目標

 沖縄県内に選手が3人しかいない飛び込み競技で、那覇市立城北小5年の津覇すみれさん(11)=沖縄ダイビングクラブ=が日本一を夢見て練習に励んでいる。8月23日の第40回全国JOCジュニアオリンピックでは女子9~11歳の部で7位入賞し「次は表彰台に上りたい」と笑顔を見せる。競技時間はわずか2秒。同小3年の弟実礼(さねあき)君(8)と、短くも熱い戦いに挑んでいる。

飛び込みの練習をする津覇すみれさん(城北小5年)=奥武山プール(下地広也撮影)

飛び込み競技に励むすみれさん(右)と弟の実礼君

飛び込みの練習をする津覇すみれさん(城北小5年)=奥武山プール(下地広也撮影) 飛び込み競技に励むすみれさん(右)と弟の実礼君

 2人を指導する中野徳広コーチがすみれさんの母・綾乃さんに声を掛けたのがきっかけ。母に誘われ、奥武山プールで見学したすみれさんは「かっこいい」と、小2で練習に取り組みだした。

 競技は水深5メートルのプールに、板の上で反動を付けて飛ぶ「飛び板飛び込み」と、高さ5メートル、7・5メートル、10メートルの台からの「高飛び込み」の2種目あり、11歳以下は「飛び板」だけ。だが練習を始めて1カ月もたたないうちに、初めて10メートルの台から飛び降りた。すみれさんは「上に立ったら怖くて…。やっと飛べたけど水に入るまで長かった~」。

 しぶきや音の少なさが良いとされる競技。「水中でも、音で自分の演技がどうだったか分かる」という。姿勢が悪いと、体を水面に打ちつけることもある。屋外プールは気温や天候によって練習時間が限られるため、冬場の約8カ月は県総合運動公園のトランポリンでバランスを鍛え、筋力トレーニングに励んできた。

 地道な練習が実を結び、すみれさんは7月のJOC九州予選(9~11歳の部)を制し全国切符をつかんだ。実礼君も、8月の全国とびうお杯で12位に食い込むなど健闘。県水泳連盟飛込委員長の運天緑さんは「2年後の南九州高校総体は、沖縄で飛び込み競技が行われる。伸び盛りの2人の活躍で競技の普及・強化につながれば」と期待する。

 板の上で跳ぶすみれさんに、中野コーチは「バネが強い。あのジャンプ力は全国トップクラス」と目を細める。すみれさんは「空中できれいに回ってシュッと水に入るときが楽しい。頑張って全国で一番になりたい」。照れくさそうに目標を口にした。(運動部・儀間多美子)

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