【名護】旧暦3月3日の21日早朝、屋我地島・済井出の浜でアカウミガメが産卵している模様を地元の与那覇章さん(66)、孝子さん(63)夫妻が見つけた。同区ではこの日浜御願(ハマウガン)の神事があり、男衆ら約20人に報告。「縁起が良い。竜宮の神の使いかも」と話題になった。

アカウミガメの産卵を見つめる与那覇さん夫妻=21日、名護市済井出(古堅宗正区長提供)

 散歩していた夫妻が午前7時ごろ、甲羅の長さ約1メートルのカメが護岸に顔を付けているのを発見。翌22日、日本ウミガメ協議会会員の嘉陽宗幸さん(61)が深さ約40センチの所で約100個の卵を確認し、「今動かしてしまうと、ふ化しない」と説明した。

 与那覇夫妻は「ものすごく感激した。自然の不思議さ、偉大さを感じた」。古堅宗正区長は「ムラ中で卵を守り、必ずふ化させて海へ帰したい」と話した。(玉城学通信員)