沖縄海区漁業調整委員会は1日から、沖縄本島北部の周辺海域でアカジン(スジアラ)とマクブ(シロクラベラ)の漁獲制限を始めている。沖縄三大高級魚に数えられるアカジンとマクブの資源管理が目的で、北部6漁協の漁業権が設定された海域で漁業者を対象とした漁獲制限区域を定め、体長40センチ未満のアカジンと35センチ未満のマクブの水揚げを禁止している。

 3月13日に開かれた同委員会で決まった。委員会がアカジンやマクブの漁獲を制限するのは初めて。

 沖縄周辺海域5カ所に設定しているマチ類の禁漁保護区を、2018年3月31日まで延長することも決めた。

 北部6漁協(名護・本部・羽地・今帰仁・国頭・伊江)は03年から、アカジンとマクブの漁獲量の減少に歯止めをかけようと体重1キロ未満の若齢魚の水揚げを自粛し、自主的な資源管理に取り組んできた。

 沖縄周辺海域全体での漁獲量が減少傾向にある中、北部海域の漁獲量は資源管理を始めた03年から10年後の13年はアカジン約1・6倍、マクブが約2倍に増えた。