旧盆入りの「ウンケー(旧暦7月13日)」を翌日に控えた2日、先祖を迎えるための準備をしようと、那覇市の牧志公設市場は大勢の買い物客でにぎわった。沖縄県内の猛暑や本土の長雨の影響で野菜は高値だったが、買い物客は「先祖を迎える大事な日だから」とごちそうの材料を買いそろえていた。

旧盆の供え物を買い求める客でにぎわう市場=2日、那覇市・第一牧志公設市場(田嶋正雄撮影)

 家族総出で買い出しに来た浦添市の宮里安子さん(66)は「昨日から掃除、買い出しと大忙し。けど、久しぶりにみんなで集まれて楽しい」と笑顔。夫婦で来た那覇市の多和田真一朗さん(42)は「今年から仏壇を引き継いだ。料理ももちろん手伝います」と話した。

 先祖のつえとなるサトウキビや、お供え物に添える「ソーローメーシ」などに使う草メドハギがよく売れていた。市場の従業員は「台風が来なかったせいか、真っすぐなものが多く質が良い」と説明した。