【宮古島】宮古島の陸上自衛隊配備で、隊舎や宿舎などが建設される千代田カントリークラブ(下地藤康代表)が宮古島市上野野原のゴルフ場の売却で8月下旬に国と合意したことが2日、分かった。今月24日で営業を終了し、10月以降国有化される見通し。同社取締役が明らかにした。

 同社によると、ゴルフ場は面積22ヘクタールで同社が土地の約8割を所有し、残りは5人の地権者が持っている。8月28日に臨時の株主総会を開いて土地の売却について承諾を得て、翌29日に国と売買の同意書を交わした。地権者5人については国との同意は不明で配備の進展に影響が出る可能性もある。

 「千代田」は復帰前に米軍関係者が利用していたバイクサーキット場の跡地を同社が地権者から買い取り、市内2カ所目のゴルフ場として1994年に開業した。防衛省は2018年度、同駐屯地に警備部隊380人の配備を計画している。