【名護】新基地建設に向けた作業が進む名護市辺野古沖で27日、建設に反対する市民らの抗議船1隻が、海上保安庁のゴムボートに衝突され、船体の一部が損壊した。衝突の際に船長が右手をけがした。

海上保安官に首を押さえられる男性=27日午後2時19分ごろ、名護市辺野古沖(谷内俊文さん提供)

海上保安庁のボートの衝突でひびが入った抗議船=27日、名護市・汀間漁港

海上保安官に首を押さえられる男性=27日午後2時19分ごろ、名護市辺野古沖(谷内俊文さん提供) 海上保安庁のボートの衝突でひびが入った抗議船=27日、名護市・汀間漁港

 一方、台船によじ登ろうとした男性が、拘束された海保のゴムボートの上で羽交い締めにあうなどして、両手に打撲などを負った。

 市民らの抗議船2隻が午後2時すぎ、フロート内に入り、うち1隻がスパット台船に近づいた。市民らによると、海保のゴムボートが少なくとも3回、船に衝突。右側部に約70センチのひびのほか、左後部にも一部ひびが入った。船長は「船を壊すなんて許せない。もし人がそこにいたら大けがをしていたはずだ」と憤った。

 一方、米軍キャンプ・シュワブゲート前では、市民約200人が、抗議した。