【東京】名護市辺野古の新基地建設に向けた埋め立て工事の即時中止を求める緊急声明を今月1日に発表したノーベル賞作家の大江健三郎氏や大学教授、評論家、弁護士ら22人の有識者グループは27日、同声明に賛同する署名8046人分を安倍晋三首相宛てに提出した。

 内閣府で担当者に署名を手渡した宮本憲一滋賀大学名誉教授は「沖縄の民意を無視して工事を進めている状況は、日本の民主主義と地方自治に重大な危機をもたらす」と批判した。

 署名集めはインターネットを中心に1日から始めた。一橋大の寺西俊一特任教授は「予想を上回る関心の高さだ。沖縄の民意に本土の人も無関心ではいられないとの思いだろう」と、期待した。