【浦添】松本哲治浦添市長が公約を撤回して那覇軍港の浦添受け入れを表明したことを受け、浦添市長選で松本氏を応援した当時の吉長盛勝後援会長ら5人が27日、浦添市役所を訪ね、市長に辞職要求書を手渡した。市長は冒頭のみ面談を公開し、面談後の取材に応じなかった。

辞職要求書を受け取る松本哲治浦添市長(右)=27日、浦添市役所

 要求書は、松本氏が当選直後から多数の公約違反で選対幹部や市民を裏切ったと指摘。特に大きな争点だった軍港問題の公約撤回は決して許されないと批判。昨年11月の知事選で、米軍普天間飛行場の辺野古移設を容認した仲井真弘多氏を浦添支部長として応援したことも疑問視した。

 会談で市長は「しっかり受け止める」と述べた。松本氏の元選対本部長の赤嶺昇県議は会談後、「リコールを求める声も来ている。全力で松本氏を応援したから簡単にはいかないが、任期満了の1年9カ月後を待つのは大きな損失。市長の行動を見ながら今後の動きを相談したい」と記者団に話した。公約撤回の際、市長から元後援会メンバーに事前説明はなかったという。