【平安名純代・米国特約記者】米紙ワシントン・ポストは8月29日、トランプ政権が駐オーストラリア米大使のポストにハリス米太平洋軍司令官の指名を検討していると報じた。

 政権誕生後、同大使のポストをはじめ、米国務省や国防総省のオーストラリア担当が決まっておらず、オーストラリア側からも懸念が示されていた。

 同紙は、ハリス氏は来年に太平洋軍司令官を退任する予定だが、オーストラリア情勢に詳しいことから、候補に浮上したという。

 ハリス氏の後任には、米海軍太平洋艦隊司令官のスウィフト大将が見込まれている。スウィフト氏は、オーストラリア国立大学の安全保障会議で、「トランプ大統領が命令すれば、米軍は中国を核攻撃する」と発言するなど、対中強硬派として知られている。

 同政権は、次期駐韓米国大使に、ジョージタウン大学教授で戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ氏を指名する方針を固めたともいわれている。