金秀グループは28日、名護市辺野古の新基地建設反対のために設立された「辺野古基金」に寄付した。金額は非公表。基金事務局によると、基金は既に9千万円余が集まっており、金秀側の寄付で1億1千万円近くに達するという。

辺野古基金準備委員会代表の新里米吉県議(中央)に寄付金を手渡す金秀興産の山城敦子社長(右から2人目)=28日、那覇市・金秀本社

 金秀興産の山城敦子社長は「県民に寄り添う企業として辺野古反対に賛同し、寄付金を贈呈する」とあいさつ。

 受け取った基金準備委員会代表の新里米吉県議は「有効に活用したい」と謝意を述べた。

 金秀側は6月中旬、有識者によるフォーラムを計画。必要に応じて追加の寄付を行う考えだ。

 金秀商事の砂川久美子常務は「寄付をする日は(屈辱の日といわれる)4月28日がふさわしいと考えた。辺野古反対は長期戦になるとみており、できることを進めたい」と話した。

 新里県議は「基金は順調に増えている。県外の関心も高い。沖縄の民意がいかに強いかが伝わり、全国的に良い影響を与えているのではないか」と話した。