【平安名純代・米国特約記者】訪米中の中谷元・防衛相は28日、ワシントン郊外の米国防総省でカーター国防長官と会談した。米軍普天間飛行場の移設をめぐり、名護市辺野古への移設が唯一の解決策であり、在沖米海兵隊のグアム移転などが沖縄の基地負担軽減につながると再確認し、計画の実現へ向け連携を強化させる方針で一致した。

 米国防総省筋によると、カーター長官は、改定した日米防衛協力のための指針(ガイドライン)で示した宇宙空間の活用に関する日米間の今後の取り組みに意欲を示し、米軍と自衛隊が宇宙空間における防衛協力の在り方を検討する作業チームの設置を歓迎した。

 中国の南シナ海への海洋進出については、国際的な規範の順守を働き掛け、日米が東南アジア諸国の演習でも協力する方針を確認。シンガポールで5月末に開かれるアジア安全保障会議に合わせ、日米韓防衛相会談の開催を韓国に呼び掛けることでも一致した。