伊良部大橋の転落事故を受け、宮古島署は関係機関との協議を検討している。死亡男性が一般車両の駐停車禁止エリアに駐車して事故に至ったことから再発防止策を検討する見通しだ。

男性が落下した伊良部大橋から海上の捜索の様子を確認する警察署員ら=4日午前7時9分

 男性が転落したのは、船の往来スペースを確保するために橋がせり上がった高さ約30メートルの最上部。交通事故時に緊急車両を止めるためのスペースがあるため、日頃から観光客や住民が駐停車して写真撮影をしている。

 宮古島署は定期的にパトロールをして注意喚起しているが、禁止を示す看板はない。東京から観光で来た女性(21)は「橋を車で通過している時に写真撮影をしている車を見て撮影してもいい場所だと思った」と話す。

 中には車の通行のない時に車道の中央線にまで出て写真を撮る人もいる。橋を管理する宮古土木事務所の担当者は「危ない行為をする観光客も多々見られる。対策が必要かもしれない」との見解を示した。