東京商工リサーチ沖縄支店は1日、2014年の沖縄県内企業売上高ランキング(年内決算ベース、金融業除く)を発表した。上位100社の売上高は前年比4・1%増の2兆1184億円となり、4年連続で過去最高を更新。県内景気の好調が続く中、企業の売り上げも伸長し、増収企業数も過去最多の83社となった。

沖縄県内企業売上高ランキング(上位100社)

 同支店は、14年は人口増加に加え、消費税増税前の駆け込み需要で個人消費が活況な上、観光客数も伸び、観光関連も好調だったと説明。公共工事が2年連続で増加するなど建設関連も堅調で「県経済は全般的に拡大基調だった」としている。

 売上高トップは5年連続で南西石油。2千億円台を維持したものの、東京電力向けの重油の出荷が減少し、2期連続で減収となった。

 2位の沖縄電力は5期ぶりに最高額を更新。新規客の増加で業務用電力の販売が増加した上、産業用も需要が伸びて増収となった。3位はサンエーで消費増税前の駆け込み需要もあり、食料品、衣料品、外食の全部門で前年を上回った。4位は沖縄徳洲会。総合病院の医療収入が順調に伸び、1千億円を突破した。5位のイオン琉球は新規出店効果もあり増収。順位を昨年から一つ上げた。

 6位の金秀商事はホームセンター事業を関連会社に譲渡したことで減収となり、順位も一つ下げた。7位はりゅうせきで、石油部門での顧客増加もあり、最高額を5期ぶりに更新した。8位の沖縄セルラー電話は携帯電話の契約数が順調に伸びた。9位は沖縄ファミリーマートで14期連続の増収。10位は遊技場運営のピータイムで客数が増加した。