旧盆で帰ってきた先祖の霊をグソー(あの世)に送る「ウークイ」が5日、県内各地で行われた。家族や親戚が集まり、仏壇の前で家族の健康と来年の再会を願い、手を合わせた。

旧盆最終日のウークイで仏壇に手を合わせ先祖を見送る山入端静枝さん(前列中央)ら親族=5日午後8時半、南城市玉城(喜屋武綾菜撮影)

 南城市玉城の山入端静枝さん(87)宅では、午後8時半ごろからウークイが始まり、親族22人で「ウートートー」。家中走り回っていた子どもたちも、大人に交じって静かに手を合わせた。玄関先では、お供え物の天ぷらや花などを男性たちで燃やした。

 子5人、孫12人、ひ孫10人がいる静枝さん。今月、11人目のひ孫が生まれる予定で、息子の強さん(61)は「年々人数が増えてにぎやかになっていく」と目を細めた。静枝さんは、ことし三回忌だった夫の嘉秀(よしひで)さんに「みんなで毎年元気に集まるのがおばあの願い。全員が幸せになるように見守っててね」と祈ったという。