【森田のりえ通信員】2014年5月、那覇商業高校の2年生だった那覇市出身の大城彩未さん(17)は、英語を学ぶために1年間の私費留学でロサンゼルスに来た。

大城彩未さん

 最初はメキシコ人の家庭にホームステイをしながら語学学校に通った。フレンドリーな家族だったが、食物になじめず、沖縄出身の家庭に移り住みパサディナのジャドソン・インターナショナル・スクールに行くことにした。通学のバスは便数も少なく定刻にこない。その上、「多くのホームレスと乗り合わせとても緊張した」という。だが、学校での授業は、遊びと学びのめりはりがあり、効率的な勉強方だと思ったといい、日本の学校へ伝えたいシステムだという。

 日本からの留学生が他国にくらべ非常に少ない。グローバルな人材が求められる社会において、「これでいいのだろうかと疑問が湧いた」。海外に出て一番強く感じたことは「家族に感謝する気持ちが強くなったこと。沖縄が抱える問題を考えるようになったこと」。

 あと1カ月で留学生活も終わる。沖縄へ帰ったら高校3年生だから進学が待っている。「希望としては、国際大学へ行き今度は県費留学生としてアメリカへ来たい。将来の夢は、英語を使う仕事に就きたい」と抱負を語った。