【てい子与那覇トゥーシー通信員】ニューヨーク沖縄県人会の新春会が4月19日、ニュージャージー州エッジワーター町のアメリカン・リージョンで行われ、延べ100人近くが参加した。ただ、毎年参加者が少なくなっていく状況を気にしているのが1世たちである。1世の高齢化や他界のほか、2世、3世らが会に興味がなかったり、仕事などの理由から、車の運転が十分にできない高齢の親に代わって送り届けることができないなど、理由はさまざまだ。

新春会に参加した(左から)アイカ・ハリスさん、(ひざ上)アイリ(愛莉)・リンジィーちゃん、ウィリアム琉介・リンジィー君、リラエミ子・ヤカタさん、ジャクソンイサオ・ヤカタ君、ハナ・ゴーステインさん、ケン・ゴーステイン君

 特にここ東北には軍基地がなく若い軍人家族や基地の周辺で退役する家族もほとんどない。ワシントンDCやノース・キャロライナ地域には 米軍基地があり国際結婚で県出身の女性が多い。その地域ならではの条件がそろっていている。とにかく隣県人会からうらやましく思われている。

 ニューヨーク、特にマンハッタンを中心とするこの東北には、県系の若者たちが多数在住していると推定はされている。だが、ニューヨーカーになり、自分の生活と独立に精出しをせねばならぬ若者たちである。彼らにとって県人会は魅力的な対象ではないのだろう。

 しかし、会の将来を担うのは何といっても子どもたちである。若者の中には三線を習いに参加するのもいる。

 そんな中、新春会で帰省したばかりの会員の1人が「ウチナーグチのラジオ体操」のCDを買ってきて、ステージ演舞の休憩時間に会場に呼び掛けた。

 集まった観客はお互いに顔を見合わせ、笑いながら方言のラジオ体操ソングに合わせて一生懸命に動いている。会場で立ったまま手足腰を動かした参加者もいた。体操そのものは50%の出来具合だったが、観客も一緒に笑いながら楽しい一時だった。