世界自然遺産登録の可否を勧告する国際自然保護連合(IUCN)が、遺産登録候補の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の現地調査の際に、沖縄本島北部の対象地域に隣接する米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古の環境問題を日本側と議論する必要があると沖縄県に伝えていたことが6日、分かった。

 護岸工事が進む米軍普天間飛行場移設先の沖縄県名護市辺野古沿岸部(共同通信社機から)

 県関係者らによると、IUCNが5月、辺野古埋め立ては「環境保全の面で大きな問題だ」と訴えた県の4月の書簡に、事前審査を担当する責任者名の文書で回答。移設に反対する環境保護団体は、世界遺産登録に辺野古移設問題が影響を与える可能性もあると指摘している。(共同通信)