【平安名純代・米国特約記者】米軍制服組トップのデンプシー米統合参謀本部議長の退役に伴い、後任に海兵隊のダンフォード司令官(大将)が就任する見通しが強まっていることが2日までに分かった。米大統領に軍事面で直接助言を与える同ポストに名護市辺野古の新基地建設を推進する同氏が就任した場合、現行計画を強行する可能性がある。

 有力候補にはダンフォード氏ほか、空軍のウェルシュ参謀総長(大将)らの名が浮上したが、米軍事紙ディフェンス・ニュースなど複数の米メディアは、ダンフォード氏にほぼ確定し、オバマ大統領が近く発表する見通しが整ったと報じた。

 ダンフォード氏は3月末に訪沖し、キャンプ・シュワブ前や大浦湾における住民の抗議活動の現状などを視察。上下両院軍事員会の公聴会では、辺野古移設の進展に懸念を表明し、「(在沖海兵隊を)普天間飛行場から退去し、グアムに移転するためにも代替施設を持たなければならない」などと述べ、新基地建設の必要性を強調していた。ダンフォード氏は、アフガニスタンで国際治安支援部隊の司令官などを経て、昨年10月に司令官に就任していた。