三線の製造販売を手掛けるマチダヤ・コーポレーション(沖縄県読谷村高志保、町田宗朝社長)が開発した三線とウクレレを合わせた楽器「サンレレ」に防水機能を持たせた新商品「Umi Ashibi(うみ・あしび)」が人気だ。ぬれても大丈夫という特性を生かし、SUP(スタンドアップパドル)ボードに乗って海上などで演奏できる特徴がある。インターネット販売を始めた8月10日ごろから注目が一挙に集まり、1カ月を経ずに予想を大幅に上回る約50本を売り上げている。

防水加工がほどこされたサンレレ「Umi Ashibi」をPRするアシビヤ・コーポレーションの町田宗男取締役部長(中央)とスタッフ=7日、読谷村高志保・三線専門店「開鐘屋」

 同社によると、世界のウチナーンチュ大会で県系移民を喜ばせたいとディアマンテスのアルベルト城間さんの提案を受けて同社が7年ほどの試行錯誤の末、2009年に「サンレレ」を開発した。一部で根強い人気があったものの売れるのは年間10本前後だった。

 防水化を試みたのは数年前。きいやま商店のリョーサこと崎枝亮作さんが、黒島でマリンショップを経営する知人の話を基に提案。同社はボディーをアクリルにし、棹(さお)の木材に水をはじく塗料を4回重ねることで「Umi Ashibi」完成にこぎつけた。

 町田宗男取締役部長は「プールサイドやマリンレジャーをしながら海上でも気軽に楽しむことができる。SUPヨガもあるのでSUPサンレレも面白いのでは」と薦める。税込みで1万6200円。今月中は2千円割引している。問い合わせは同社、電話098(958)3090。