第41回那覇ハーリー(主催・同実行委員会)は最終日の5日、本バーリーがあり、泊が那覇、久米を破り、3年ぶりに優勝した。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願う「御願バーリー」、一般競漕もあり、3日間で21万人(主催者発表)が来場し、伝統の真剣勝負に熱視線を送った。

力強いかいさばきで、本バーリーを制した泊(手前)=5日、那覇市の那覇港新港ふ頭(伊藤桃子撮影)

 泊は序盤で那覇と久米にリードを許したものの、折り返し地点から独走。終盤に久米が猛烈な追い上げを見せたが、首位を守り切った。

 泊の船頭主を務めた安次富史(ちかし)さん(38)は「やっと泊の船で優勝できた」と感慨深げ。中学1年から本バーリーで爬龍船(はりゅうせん)に乗っているが、他チームの応援で出ることが多く、出身の泊の船で船頭主を務め、優勝するのは初めてという。

 親子3代でハーリーに関わり、今回優勝を飾った泊の船も船大工の祖父が造ったもの。「本当に、本当にうれしい」と頬を上気させた。