沖縄地区税関は8日、今年上半期(1~6月)に輸入を差し止めた偽ブランド品など知的財産侵害物品の件数が、前年同期比で23件多い276件に上ったと発表した。差し止め件数は上半期で過去最多だった2015年の277件に次ぎ、3年連続で250件を超える高水準で推移している。

輸入差し止めとなったスニーカーなどの偽ブランド品=8日、那覇市壺川・沖縄地区税関

輸入差し止めとなったスニーカーなどの偽ブランド品=8日、那覇市壺川・沖縄地区税関

 差し止めた件数の約95%が中国からの輸入。偽ブランドのスニーカーなどの靴類が全体の33・4%(97件)と最も多く、前年同期比で約14倍に増えた。昨年最多だったバッグ類は28・6%(83件)と82件減少した。

 差し止めた商品点数は2729点で、前年より2・6倍増加。スマートフォンのケースなどの「携帯電話および付属品」が1194点(前年同期比1040点増)と大幅に増加したことなどに伴い、全体の点数を押し上げた。

 同税関の石田晶久次長は「知的財産侵害物品を容認、購入しないという意識を持ち、疑わしいと思うものには手を出さないでほしい」と呼び掛けている。