沖縄県伊平屋村の中学2年生が、同村のドラゴンフルーツなどを使って開発したアイス「ドラゴンのキス」が月内にも、コープおきなわ8店舗で販売される。9日、那覇市おもろまちのコープあっぷるタウンなど3店舗で先行販売イベントがあり、開発した14人が自ら販売。目標としていた約千個を売り切った。

伊平屋村の中学生が開発したドラゴンフルーツを使ったアイス「ドラゴンのキス」

アイスの試食を買い物客に勧める伊平屋中学校の生徒たち=那覇市おもろまちのコープあっぷるタウン

伊平屋村の中学生が開発したドラゴンフルーツを使ったアイス「ドラゴンのキス」 アイスの試食を買い物客に勧める伊平屋中学校の生徒たち=那覇市おもろまちのコープあっぷるタウン

 商品開発は、15歳で高校進学のために島を離れる子どもたちに自ら考え、表現できる力を身に付けてもらう「島発(だ)ち教育」の一環。

 一括交付金を使った「伊平屋島起業家人材育成事業」で、県立芸術大学やナンポー、コープおきなわの協力を得て、企画開発から商談、価格設定、販売まで生徒が実践した。

 アイスは、ドラゴンフルーツのほかマンゴーのピューレも入ったまろやかな風味で、ジェラートのような口当たりに仕上げた。幅広い年代に楽しんでもらおうと入れたラムネの粒の食感も楽しめる。価格は270円。コープのほか同村の前泊港ポートターミナルでも販売する。

 あっぷるタウンでは4人の生徒が、鮮やかな赤色のアイスの試食を買い物客に勧めていた。伊平屋中2年の上地希琳さんは「味や色、ネーミングでは多くのアイデアが出たが、インパクトがある商品になったと思う。関係者とコミュニケーションを取ることの大切さを学べて良かった」と話した。