那覇空港の第2滑走路増設事業の護岸工事を進める沖縄総合事務局が、埋め立てに使用する石材を県外から搬入するため計画変更を県に申請していたことが8日分かった。当初は全石材を本島内で調達する計画だったが、冬季の荒天で想定より作業の進捗(しんちょく)が遅れており、県外の石材も必要と判断した。

那覇空港の沖合で進む第2滑走路の工事=8日午後(本社チャーターヘリから)

 県は申請に基づき、今月15日を期限に(1)なぜ採石量が不足しているのか(2)県外からの石材搬入による環境保全措置-を質問、総事局の回答を得て今月中にも判断する予定だ。

 総事局の説明では、政府が示した5年10カ月の工期を達成するため石材搬入を急ぐ必要があるという。2013

年度に護岸工事を始め、15年度に工事を加速させる考えだが、本島北部の採石と那覇までの海上運搬が想定以上に遅く、県外の石材購入を念頭に4月6日付で変更申請を出した。

(比屋根麻里乃、篠原知恵)