【北谷】4月末の大地震で被害を受けたネパールを支援しようと集まったグループ「ネパール震災支援サイノ」(長濱一男代表)が5日、約25人で街頭募金活動を始めた。6日も、美浜で23人が手作りの横断幕や募金箱を持ち、ビラを配りながら道行く人にネパールへの支援を訴えた。

募金箱にお金を入れる子どもたちに笑顔でお礼を言う参加者=6日、北谷町美浜

 「サイノ」はネパールの言葉で「ユイマール」の意味。メンバーの宮里歩さんはネパール人の夫ビム・グルンさんを通じて被害の詳しい情報を知るうちに「なんとかしなければ」と知人に声を掛け、同じ思いの人が集まった。

 土日を中心に今後も募金活動を続ける予定で、夏休みごろまで継続したいとしている。集まった募金はネパールを対象に活動しているフェアトレード団体ネパリ・バザーロ(横浜市)と「国境なき医師団」に寄付する予定。

 グループと一緒にラクシュマン・パクタさん(26)ら日本語学校に通う学生と社会人の4人のネパール人も街頭に立った。エショダ・ディタルネパルさん(26)は大きな町から離れた村の出身で、家族は無事だったが村の建物は全て壊れ、けが人も多数出ているという。「村には、建物も食べ物もない。国同士の支援は、小さな町や村までは簡単に届かない。助けてほしい」と訴えた。

 家族で遊びに来ていた島袋蒼大君(12)=識名小6年=は募金に協力し「誰かの支えになることができたら」と話した。