沖縄空手

個人を尊重 和も大切に【道場めぐり・20】

2017年9月11日 20:30

 ■小林流宮城空手道場 宮城驍館長

 「継続は力なり」。浦添市城間の小林流宮城空手道場。館長で沖縄小林流空手道協会の宮城驍(たけし)会長(82)の信念を胸に、国内外の門下生が汗を流す。

道場生に型の指導をする宮城驍館長(前列右から2人目)=浦添市城間の小林流宮城空手道場(渡辺奈々撮影)

 1955年に宮城氏が空手道愛好会を結成したのが始まりで、63年に宮城道場へ改称した。週3回、小学生から一般までの約30人が棒やサイを含め約30の型をこなす。「型で始まり、型で終わる」という。気迫のこもった稽古が終われば和やかな雰囲気に包まれる。

 恩師の故・宮平勝哉氏から受け継いだ「威ありて猛からず」がモットーだ。威厳はあるが、心は荒々しくはない人を目指す。個人を尊重し、稽古で怒鳴りつけることはほとんどない。門下生の親睦にも力を入れ、人の和を大切にする。

 ブラジルやフィリピン、フランスなど世界中から愛好家が道場を訪れる。宮城氏は「沖縄の人間として使命感を持ち、空手道を広めていきたい」と話した。(政経部・下里潤)

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