沖縄気象台によると、猛烈な台風6号は10日午後9時にはフィリピンの北のバシー海峡を時速15キロで北北西に進んでおり、先島諸島は11日夜、沖縄本島地方は12日の朝から昼前には暴風域に入る恐れがある。沖縄に襲来する5月の台風は、2011年以来。

 台風の中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。中心から半径110キロ以内で風速25メートル以上の暴風、半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 沖縄気象台予報課は10日に記者会見を開き、台風6号の特徴について「沖縄地方には強い勢力で接近する。雲域がまとまっており、台風の目もはっきりしている。コンパクトな台風なので急に風が強まる」と説明。早めの台風対策と、今後の情報に注意するよう呼び掛けている。

 台風は11日午前9時には沖縄の南の海上に進み、その後は北東方向に進路を変え、11日午後から12日にかけて先島諸島や沖縄本島地方に接近する見通し。

 台風の接近で沖縄地方は次第に風が強まり、11日に予想される最大瞬間風速は石垣島地方で40メートル、宮古島地方で35メートルが予想される。

 12日はさらに風が強まり、先島諸島と沖縄本島地方で暴風となる。

 また、沿岸の海域はうねりを伴い、先島諸島では波が高く、11日夜には大しけとなる見込み。

 沖縄本島地方では11日昼前から、大東島地方では11日夜遅くから波が高くなる。