防衛省が宮古島への陸上自衛隊警備部隊の配備を検討している件で、同省が有力候補地として市内2カ所を選定したことが地元関係者の話で分かった。市平良の大福牧場周辺と市上野野原の千代田カントリークラブ周辺で、左藤章防衛副大臣が11日に宮古島市を訪れ、下地敏彦市長へ具体案について説明する方針だ。

陸自警備部隊配備候補地

 防衛省は2013年9月から14年3月にかけて南西諸島で概況調査を実施し、宮古島では8カ所を候補地として選定していた。

 関係者によると、宮古島の警備部隊は500~600人規模になる見込みで、地対艦ミサイル(SSM)と地対空ミサイル(SAM)の配備も検討しているという。

 2カ所を使用するか、1カ所に絞り込むかは検討中で、今後、市や地元関係者と調整する。防衛省は地元の理解が得られれば土地取得費などを16年度予算の概算要求に計上する方針だ。

 政府は13年末に閣議決定した防衛大綱や18年度までの中期防衛力整備計画に南西諸島への部隊配備を明記している。

 防衛省は石垣島への部隊配備も検討しており、左藤氏は台風6号による天候次第だが、11日に石垣市も訪問し、中山義隆市長へ配備計画を説明する方針。