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  • 沖縄戦「きちんと継承されていない」と66%が回答
  • 60歳以上で74%と、高齢になるほど割合が高かった
  • 59%が「平和教育に課題」とし、学校現場での取り組みが重要に

 沖縄タイムスと琉球放送(RBC)が4月に行った戦後70年に関する県民世論調査で、「沖縄戦の体験がきちんと引き継がれていると思うか」との質問に「そうは思わない」と答えた人が66・4%に上り、「きちんと引き継がれている」は28・9%にとどまった。年齢別で見ると、「そうは思わない」としたのは60歳以上で74・7%、40~59歳で65・8%、20~39歳で59・7%となり、高齢になるほど、継承されていないと感じる割合が増えた。

戦後70年 世論調査の結果

 戦争体験世代が減りゆく中、「沖縄戦の継承に何が課題だと思うか」との問いには59・2%が「学校での平和教育」と回答し、学校現場での取り組み強化の必要性が浮かんだ。このほか「戦争を体験していない世代の『語り部』の育成」が29・1%、「平和資料館などの活用」が8・2%で続いた。「語り部育成」を課題としたのは20~30代が35・1%となり、若い世代ほど割合が多かった。

 調査は4月18、19の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「RDD」方式で実施した。有効回答数は900人。