【東京】反貧困ネットワークが主催する「貧困ジャーナリズム大賞2017」の授賞式が11日、東京都内で開かれ、沖縄タイムスくらし面で連載中の「『働く』を考える」を取材した学芸部くらし班の高崎園子、座安あきの、榮門琴音の3記者に「貧困ジャーナリズム特別賞」が贈られた。

宇都宮健児さん(左)から賞状を受け取る高崎園子記者=11日、東京都渋谷区・東京ウィメンズプラザ

 同賞は貧困問題に理解と意識を持ち、正確かつ継続的に顕著な報道活動を行ったジャーナリスト個人を表彰するもの。

 連載は「子どもの貧困の背景にある親の貧困に労働の側面から迫っている。非正規・正規ともに深刻な問題を抱えていることが詳しくルポされ、貧困と労働の関係、地域の貧困を考える上で極めて貴重な長期連載である」と評価された。

 授賞式では、反貧困ネット世話人代表で元日弁連会長の宇都宮健児さんから、取材班を代表して高崎記者に賞状が手渡された。

 高崎記者は「貧困の原因となっている低賃金構造を変えたいという思いで連載を始めた。受賞によってさらに関心が高まり、沖縄の労働環境を変えるきっかけになればうれしい」と語った。

 大賞は該当作なしで、特別賞は「働く-」とNHKのハートネットTV「障害者施設殺傷事件から1年」シリーズの2作品。貧困ジャーナリズム賞には7作品が選ばれた。

 >> 連載「働く」を考える(http://www.okinawatimes.co.jp/category/hataraku