翁長雄志知事は名護市辺野古への新基地建設反対を米国へ伝えるため、27日に訪米する。11日、発表された。米政府関係者や世論に名護市辺野古の新基地建設反対を直接訴え、計画断念へ協力を求める。訪米は昨年12月の就任後初めて。

 ハワイを訪れた後、現地時間の30日から6月4日までワシントンに滞在する。

 面談相手など詳細な日程は調整中だが、県のワシントン駐在員を通じ、国防総省や国務省など次官補級との面談を要望。米議会議員やシンクタンクなどとも意見交換したい考え。ハワイでは県系3世のデービッド・イゲ知事と会談する方向で調整している。

 翁長知事は記者団に、「辺野古の基地は造らせない、(米側には)できないということを前提に物事を考えてもらいたい。米側に沖縄の生の声を聞いてもらいたい」と強調。新基地建設の断念に理解を求めた。

 県内の市町村長に同行を呼び掛けており、名護市の稲嶺進市長が意欲を示している。訪米に先立ち、今月20日に日本外国特派員協会(東京)で会見する予定。