名護市伊差川で6日、紅茶の一番茶摘みが始まった。名護産の「金川紅茶」を製造・販売する金川製茶(比嘉猛代表)で、1年で最もおいしいとされる春摘み紅茶の製茶が行われた。

茶葉を手揉みする金川製茶の比嘉竜一さん=6日、名護市伊差川

 この日は、伊差川の茶畑で茶葉約600グラムを手で摘み取り、工場で加工。通常は機械で摘み取って加工するが、この日は茶摘みから加工まで全て手作業で行う「プレミアム」を製茶した。摘み取った茶葉を手で擦り合わせて空気を含ませる「手もみ」の工程では、紅茶のやさしい香りが工場内に広がった。

 比嘉さんは「やんばるの国頭マージの酸性土壌は、紅茶の栽培に適しているといわれている。名護産の紅茶独特の味と香りを楽しんで」と話した。

 5月中旬ごろから、市宮里のファーマーズマーケットやんばるなどで販売される。