米軍普天間飛行場の閉鎖と県内移設断念を求める「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の国内作業部会(部会長・仲村信正前連合沖縄会長)が23日に山口県で開かれる平和集会をスタートに全国行脚を開始することが12日、分かった。

 6月5日の大阪、6日の京都の平和集会には「島ぐるみ会議」の共同代表、平良朝敬かりゆしグループCEOが講演する予定。県外の市民団体などに名護市辺野古の新基地建設に反対する民意への理解を広げる狙いがある。

 山口の集会は憲法学者や作家らでつくる「戦争をさせない1000人委員会」が主催。島ぐるみ会議が講演で沖縄の現状を訴えるため、メンバーを派遣する準備を進めている。

 島ぐるみ会議はことし1月、沖縄の基地問題を全国に発信し、解決に向けて取り組む目的で国内作業部会を設置した。メンバーを各地のイベントに派遣し、講演などを通して沖縄の現状を訴える。

 仲村部会長は「安全保障はオールジャパンで考えていくべきではないか。沖縄の現状を訴え、他県にオール沖縄の意志を伝えたい」と述べた。