沖縄の日本復帰から43年目にあたる15日午前、翁長雄志沖縄県知事は15日午前、県庁での記者会見で、「本土並みを合言葉に勝ち取った復帰だが、真の民主主義の実現など県民の強く望んだ形になっていない」との認識を示した。

復帰の日を迎え、定例会見でコメントする翁長雄志知事=15日午前、那覇市・県庁

 県民の声を無視するように、政府が名護市辺野古の新基地建設を推し進める現状を「自由、平等、民主主義は生かされているのか」とあらためて疑問を投げかけた。

 14日に閣議決定した安保関連法案については、沖縄が冷戦時代から中国の台頭を含め、地政学的に重視されてきた事実を踏まえ、「理屈を付けて沖縄に基地を置くという状況になるのか」と基地の恒久化を危ぐした。