非常に強い台風18号が直撃し、50年に1度の大雨を記録した沖縄県宮古島市では14日午後11時現在、いまだ全世帯の約6割となる1万4090戸で電停し、大雨による土砂災害の危険性が高まっているほか、海上での大しけが続いている。13日夜に暴風警報が発令された久米島町では14日、町内の公立小中高計9校が休校。各地で農作物などに被害が出ている。台風18号は15日午前0時現在、久米島の西の海上をゆっくりと北へ進んでいる。県内全域の暴風警報は解除されたが、沖縄気象台は「沖縄本島地方や先島諸島では、16日にかけて引き続き非常に強い風が吹く」として警戒を呼び掛けている。

台風18号の強風で倒れ,車道をふさぐ街路樹=14日午後3時36分、宮古島市平良

台風18号進路予想図・72時間(気象庁HPより)

台風18号の強風で倒れ,車道をふさぐ街路樹=14日午後3時36分、宮古島市平良 台風18号進路予想図・72時間(気象庁HPより)

 14日午後9時現在、台風18号の中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。16日の午後以降、九州に上陸するとみられる。

 沖縄気象台によると、宮古島の13日の一日の降水量は452・0ミリで、1938年の統計開始以来、同地点の最高値を更新した。

 沖縄電力は、停電の復旧は、15日になる見通しと発表した。

 台風の影響で海の便は313便、空路は33便が欠航。13日と両日で1万1700人以上に影響した。15日は航空各社とも全便平常運航の予定だが、海の便は既に21便の欠航が決まっている。