求人おきなわ(那覇市、大里一雄社長)が2016年3月卒業予定の新規学卒者を対象に行った就職志望企業調査で、サンエーが2年ぶりにトップに選ばれた。2位は沖縄銀行、3位は琉球銀行だった。上位20社には県内大手企業や金融関連、消費者向け事業を展開し、知名度のある企業などがランクインした。

「就職志望」企業上位20社

 サンエーの魅力は「売り上げ・利益」や「若いうちから裁量権のある仕事を任せてくれる」などの理由が挙がり、男性で1位、女性でも3位だった。

 金融関連は沖銀、琉銀、大同火災海上保険、沖縄海邦銀行が10位以内にランクイン。卸売り・小売り関連は20位以内に6社が入った。ヒルトン沖縄北谷リゾートが前年36位から8位に、事務機器販売県内大手のオキジムはランキング外から17位に浮上。新たに7社が20位以内に入った。

 企業選択で重視する項目は「業種・仕事内容」「勤務時間・休暇」「勤務地」「給与水準」「雇用の安定性」などの順となった。

 求人おきなわによると、同社が運営する就職情報サイト「ジョーナビ」への掲載企業数は14年の62社から16年は91社に増加、採用人数を増やす企業も多くなっている。

 雇用推進事業部の伊計紫穂課長には「採用が増えているが、質重視は続いている。短い選考期間内で採用試験日が重なることを不安がる声もある」と語った。

 調査は3月1日から4月17日にかけて、「ジョーナビ」の会員や、合同企業説明会の参加者を対象に実施。大学生や専門学生の新卒予定者男女1741人から回答を得た。