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  • 沖縄県民大会は3万5千人が参加し辺野古新基地断念を求めた
  • 翁長知事の「沖縄の人をないがしろにするな」に会場総立ちの拍手
  • 決議文は政府に手渡す。5月末の知事訪米時に米側にも伝える

 戦後70年止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会が17日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で開かれ、3万5千人(主催者発表)が辺野古への新基地反対を訴えた。翁長雄志知事が就任後、初めて参加した。「道理と正義は私たちにある」として日米両政府に米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去、新基地建設と県内移設の断念を要求する大会決議を採択した。

メッセージボードを掲げ新基地建設反対を訴える大会参加者=17日午後2時25分、那覇市・沖縄セルラースタジアム那覇(伊藤桃子撮影)

 翁長知事を当選させた保守・革新を超えた政党や経済界、市民団体らが再び大規模集会を開いたことで、辺野古新基地建設の反対の声はさらに国内外に広がりそうだ。

 翁長知事は「辺野古の新基地を阻止することが普天間問題を唯一解決する政策だ」と辺野古反対の姿勢をあらためて表明。あいさつの最後には安倍晋三首相に対し「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をないがしろにしてはいけません)」と訴えると、参加者は約1分間総立ちになり、拍手が鳴り響いた。

 共同代表の一人、金秀グループの呉屋守將会長は「全国と連携し、新基地建設反対をオールジャパンの力で食い止めよう」と呼び掛けた。

 採択された決議は「保革を超えて私たち県民がつくり上げた新たな海鳴りは、沖縄と日本の未来を拓(ひら)く大きな潮流に発展しつつある。県民は決して屈せず新基地建設断念まで闘う」と宣言した。

 実行委は24~25日に上京し、政府に決議文を手渡す。27日からの翁長知事の訪米にも、共同代表の稲嶺進名護市長とかりゆしグループCEOの平良朝敬氏が同行し、米側に決議文を手渡す。

 会場の沖縄セルラースタジアム那覇には多くの県民らが駆け付け、球場内に入りきれなかった人々は外に設置された大型モニターで翁長知事らのあいさつに見入っていた。