名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局が設置したブイ(浮標)やフロート(浮具)がボーリング調査後に撤去されない場合の対応について、翁長雄志知事は18日の臨時会見で「(埋め立て承認の)留意事項に抵触する可能性がある。しっかり対応していきたい」と述べ、文書で指導する考えであることを明らかにした。

 翁長知事は、県が防衛局に照会した撤去時期について、15日に「現時点において、ボーリングを行っている間の撤去は予定していない」と回答がきたことを説明。県の認識として、「ボーリング調査の終了後、実施設計等の協議が終了し本体工事に着手するまでの間は、フロートなどは撤去する必要がある」と指摘した。

 埋め立て承認時の留意事項として、県は本体工事着手前に県と協議することを付している。ボーリング調査のために設置されたブイやフロートを仮に撤去せずに本体工事に着手した場合、県は留意事項の「事前協議」を経ず本体工事に進んだと判断し、文書指導する考えだ。

 防衛省や防衛局はこれまで「必要なくなった時点で撤去する」としており、撤去時期を明確にしていない。