沖縄県内ホテル大手のかりゆしグループは18日、グループ11社の最高経営責任者(CEO)などを務める平良朝敬氏(60)がグループ内の役職全てを退くなど役員人事を発表した。

平良朝敬氏

 辞任するのはCEOのほか、ホテル・宿泊業のかりゆし代表取締役会長、ビーチの管理運営を手掛けるリゾートエンタープライズ沖縄社長など。

 平良氏は辞任理由について創業者で父の故盛三郎氏が経営を退いた年齢に倣い「60歳が一つの節目」とし、ニーズの変化に対応するホテル業に若い感覚を取り入れるため「経営から離れ、オーナーとして新たな役目を担いたい」と所有と経営の分離を進める方針を語った。

 一方、沖縄観光コンベンションビューロー会長に内定した件との関わりについて「正式に決まれば、対外的な役職も整理し、けじめをつけたい」と利害が関係しない立場を確保する考えを示した。

 役員人事はそのほか、かりゆしの代表取締役副社長に取締役副社長の糸数昌高氏(57)を昇格。専務取締役には取締役の平良多江子氏(45)、常務取締役に取締役でグループ会社のブライダル事業・ビック沖縄代表取締役の下地政秀氏(52)を充てる。當山智士代表取締役社長(56)は留任。

 リゾートエンタープライズ沖縄の代表取締役社長は糸数昌高氏が兼務する。