障がいがあっても、生まれ育った沖縄の青い海でレクリエーションを安全に楽しんでほしいと、初めて企画されたイベント「海あしびなーSUNフェスタ2017」(主催・同実行委員会)が18日、豊見城市の豊崎美らSUNビーチであった。約200人のボランティアがサポートし、多様な障がいのある人たちが海の素晴らしさを満喫。初めて海水に触れる人も目立ち、自力で座るのが難しい人も介助者や補助具の支えでシーカヤックに挑んだ。

シーカヤックを楽しむ「海あしびなーSUNフェスタ」の参加者=18日、豊見城市・豊崎美らSUNビーチ(下地広也撮影)

 マリン体験を統括した沖縄マリンレスキューボランティア協会の真栄城守信さん(53)は「障がいがあるから無理ではなく、どうすれば楽しめるかを考えて企画した」と説明する。マリン体験には、下は3歳から120人以上が参加。中でもバナナボートは定員があっという間に埋まるほどの人気で「やってよかった」と笑った。

 脳性まひで車いすを利用する宮城翔さん(33)=宜野湾市=は中学校以来20年ぶりの海だが「安心して楽しめた」。砂浜は水陸両用のチェアボートに乗り換えて移動し、介助者とシーカヤックに乗った。宮城さんも手を使い水面をかいだといい、日焼け顔で「波があって気持ちが良かった」と語った。