【石垣】日本一早い「超早場米」の収穫が20日、石垣市で始まった。市名蔵の大浜博彦さん(80)の水田では熟した「ひとめぼれ」が次々に刈り取られ、収穫施設に運ばれていった。

稲を刈り取る大浜さん=石垣市名蔵(新崎哲史撮影)

 梅雨入りした八重山では曇り空が広がったが、時折、太陽が顔を出し、黄金色の水田を照らした。

 大浜さんは2月1日に植え付けた5ヘクタールの水田で稲を刈り取り、「雨が少なく心配したが、平年並みの収量がある」と喜んだ。

 JAおきなわによると、先週の台風6号で倒伏はなかったが、遅植えの稲が実を熟する時期に当たり、今後収量に影響が出る可能性があるという。

 超早場米は29日から市内のファーマーズマーケットゆらてぃく市場で販売され、沖縄本島では6月下旬ごろに店頭に並ぶ予定。大浜さんは「超早場米は甘みも粘りもあり、おいしい。多くの人に味わってほしい」とアピールした。