県は21日、大型MICE施設の建設地を、本島東海岸のマリンタウン東浜地区(与那原町、西原町)に決めた。翁長雄志知事が22日午後に県庁で記者会見し、発表する方向で調整している。知事は東京出張から帰任した21日夕、那覇空港で記者団に「明日、発表する」と述べた。

 県内では過去に数千人規模の国際会議や報奨旅行の打診があった際、既存のMICE施設では収容できず、需要をとりこぼしてきた経緯がある。

 県は2万人規模を収容する新たな施設の建設に向け、有識者の検討委員会を2013年12月に発足し、検討を続けてきた。

 当初は14年度の事業着手を目標にしていたが、昨年11月の知事選などの影響で判断が先送りされてきた。

 県は東京五輪や那覇空港第2滑走路の完成予定を控える20年までの運用開始を目指し、決定時期を5月末と定めて選定してきた。

 MICE施設の建設地として、与那原町と西原町に加え、豊見城市、那覇市、浦添市、宜野湾市が誘致に名乗りを上げていた。

 県は最終候補地をマリンタウン地区と豊見城市豊崎の2地区に絞り込み、検討していた。