沖縄戦の終盤、地下陣地や壕に潜んで投降しない日本兵や住民を掃討するため、米軍が頻繁に使っていた攻撃の名称。壕の入り口や掘削機などで開けた穴から、手りゅう弾やガス弾を投げ入れたり、火炎放射器の噴射やガソリンを注いで火を放ったりして、中に残っている日本兵の全滅や投降を狙った。軍民が混在する壕の中で、爆発やガス中毒で多数の人々が死傷。落盤して生き埋めになるケースもあった。日本兵に入り口をふさがれ、投降すれば殺されるという恐怖から、「デテコイ」と繰り返す米兵の呼び掛けに応じず、犠牲になった住民もいた。

火炎放射器で洞穴の入り口の足場を焼き払う米兵=1945年6月7日、金武村

火炎放射器で洞穴の入り口の足場を焼き払う米兵=1945年6月7日、金武村