【与那原】「町民平和の日」の集会が21日、与那原町与那原の軽便与那原駅舎展示資料館前広場であり、町民約150人が体験者の話を聞き、町の戦没者1672人の冥福を祈った。

平和メッセージを読み上げる佐々木健太郎君(右)と、上原陽さん=21日、与那原町与那原

 沖縄戦があった1945年5月21日、町のほぼ全域が米軍に占領されたことから、町は2011年にこの日を戦争について考える「町民平和の日」と定めた。

 町在住の具志堅貞子さん(84)は、炎の中を逃げ回り、米軍の捕虜になった体験を話し、「こんな平和が来るとは思わなかった。恐ろしい事実を忘れてはいけない」と声を詰まらせた。

 平和メッセージでは沖縄尚学高校1年の佐々木健太郎君(15)、与那原中2年の上原陽(ひかり)さん(13)が「先人たちが平和を築いてくれたことに感謝し、未来へ続く希望の光になりたい」と誓いを立てた。