【宜野湾】3月末で返還された米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区(宜野湾市)で沖縄防衛局が建物などを調査した結果、地上設置の変圧器13基のうち1基から低濃度PCBが検出された。市内で22日あった西普天間地区の跡地利用に関する協議会で同局が報告した。

 PCBは1キログラム当たり0・6ミリグラム検出され、特別な処理が必要となる国の基準(同0・5ミリグラム以上)をわずかに超えた。調査ではこのほか地区内の住宅149棟のうち140棟のタイルからアスベスト(石綿)が検出された。沖縄防衛局は、いずれも外気に触れる状態ではなく周辺の住民などに直ちに影響はないとしている。

 アスベストは秋ごろから始める住宅解体工事に合わせ飛散防止の措置をした上で除去する。PCBについては県や宜野湾市と除去方法を調整するという。