沖縄県内のマットレスの輸入額が過去最高を記録した。沖縄地区税関によると、2016年の輸入額は前年比31・6%増の2億800万円で最高額に。数量も26・7%増の1万9725枚で、07年に次いで2番目の多かった。ホテルの増加や高級品を求める傾向もうかがえ、輸入額、数量とも増加している。

沖縄県のマットレスの輸入

 県内のマットレス輸入は1995年から輸入額・数量ともに増加。その後、増減を繰り返し、11年から再び増加傾向となっている。観光客の増加し宿泊施設での需要が増加しているほか、県民の「眠り」へのこだわりの高まりや、高齢者を中心に布団からベッドへ替えるなどの生活スタイルの変化もある。県内1世帯あたりの寝具類の年間支出金額も、10年から6年間で約2・5倍の7938円に増えている。

 国別の輸入元では、過去5年間は輸入額・数量ともに中国が80~90%以上を占め、米国は数%しかなかったが、16年はアメリカが金額で26・9%、数量は16・7%となった。アメリカの大型サイズの需要が増えているという。

 同税関の担当者は「数量で過去最高だった07年の金額は16年の半分しかなく、高級マットレスを輸入する傾向がある」と話した。