【平安名純代・米国特約記者】米国家安全保障会議(NSC)のメデイロス・アジア上級部長の退任に伴い、在中国米大使館のダニエル・クリテンブリンク首席公使が6月に就任することが23日までに分かった。米政権のアジア政策を統括する役職で、オバマ政権では中国専門の外交官らを起用する傾向が続いている。

 クリテンブリンク氏は1994年に国務省に入り、東京の在日米大使館や札幌の米国総領事館で勤務した後、2009年から11年まで国務省の中国・モンゴル部長や国務副次官補代行(東アジア・太平洋担当)を歴任。13年から北京の米国大使館の首席公使を務めていた。日本語と中国語が堪能。

 退任するメデイロス氏は中国語が堪能な中国専門外交官で、13年にアジア上級部長に昇格。オバマ大統領の下で米中関係の構築を軸にアジアへのリバランス(再均衡)政策を推進した。