沖縄地方は24日、梅雨前線の影響により各地で大雨となった。午後9時10分現在、渡嘉敷村では24時間の降水量が182・5ミリに上り、5月の観測史上最大となった。国頭村奧でも24時間で171・0ミリを記録。宮古島市伊良部では72時間の降水量が300・0ミリに達し、5月の観測史上最大となった。

約10メートルにわたって擁壁が崩壊し、国道331号の1車線をふさいだ=24日午後3時半すぎ、名護市二見

 竹富町西表島の大見謝川上流では24日、トレッキングツアーに参加し、川を横断していた名古屋市の会社員の男性(51)が流され、死亡した。前日の雨の影響で川が増水し、流れも速かったという。

 沖縄気象台によると、25日も梅雨前線の影響でぐずつくとされる。沖縄本島地方は昼前から20ミリ前後のまとまった雨が降る見通し。先島諸島は昼ごろから24日と同じような激しい降雨になる恐れがある。

 県警によると24日、名護市二見の国道329号から331号に抜ける旧331号は、土砂崩れで正午ごろから封鎖状態に。中城村新垣の工事現場でも斜面の一角が崩落した。いずれも被害はない。